イオンのブラックフライデーは、11月中旬から下旬にかけての約10日間が定位置です。この記事では2019年から2025年までの開催実績を一覧にして、開始日と終了日がどう決まってきたのか、対象になる品目はどう告知されるのか、お客さま感謝デーやWAON POINTの企画とどう重なるのかまでまとめます。イオンモールの専門店街とスーパー売場でセールが別物である点も整理しました。
イオンのブラックフライデーはいつ 11月開催という型
結論から。イオンのブラックフライデーは、11月中旬〜下旬の金曜または木曜に始まり、11月末の日曜で終わる約10日間。これが2020年以降ずっと崩れていない型です。本家アメリカのブラックフライデー(11月第4金曜)より1週間ほど早く走り出すのがイオンの特徴で、11月20日前後を目安にしておけば大きくは外しません。
イオンがこの名称でセールを始めたのは2016年。2025年で10年目を迎え、「イオン 超!ブラックフライデーセール」として全国約600店舗とオンラインで実施されました。日本の小売でブラックフライデーを定着させた立役者のひとつで、開催そのものはもはや恒例行事です。
いつから始まるのか
店頭セールの開始日は、直近7年すべてが11月17日〜11月22日の間に収まっています。曜日は長らく金曜スタートでしたが、2025年は11月20日(木)と木曜に前倒しされました。20日はお客さま感謝デーの日で、そこに初日を合わせた形です。
もうひとつ押さえておきたいのが、ネット通販の先行です。イオンショップやイオンスタイルオンラインは店頭より早く動き、2023年は11月2日午前10時から、2025年は11月11日午前10時からと、店頭より1〜2週間早く先行セールが始まるのが通例。ネットで買うつもりの物があるなら、11月に入った時点で一度のぞく価値があります。
いつまで開催されるのか
終了日は日曜で締めるのが基本です。2020年から2023年までは11月末の日曜、2024年だけは12月1日(日)まで食い込みました。2025年は11月30日(日)まで。つまり終わりは「11月最後の日曜、場合によっては12月最初の日曜」と覚えておけば足ります。
ただし全品目が最終日まで同じ値段とは限りません。半額対象の食品や数量限定品は日替わり・期間限定の設定が混ざります。狙いの品があるなら、終了日ではなくチラシに書かれた品目ごとの日付を見る必要があります。
何日から何日までという数え方
期間の長さは9日〜11日。2019年だけは11月22日〜26日の5日間と短く、翌年から10日前後に定着しました。「初日の金曜(または木曜)+2回の週末+最終日の日曜」で数えると、ちょうど10日前後になります。
11月20日前後スタート、11月末の日曜終了、約10日間。この3点だけ覚えておけば予定は組めます。

過去の開催実績
実際の日付を並べます。いずれも「イオン」「イオンスタイル」の店頭セール期間です。
| 年 | 開始日 | 終了日 | 日数 |
|---|---|---|---|
| 2019年 | 11月22日(金) | 11月26日(火) | 5日間 |
| 2020年 | 11月20日(金) | 11月29日(日) | 10日間 |
| 2021年 | 11月19日(金) | 11月28日(日) | 10日間 |
| 2022年 | 11月18日(金) | 11月27日(日) | 10日間 |
| 2023年 | 11月17日(金) | 11月26日(日) | 10日間 |
| 2024年 | 11月22日(金) | 12月1日(日) | 10日間 |
| 2025年 | 11月20日(木) | 11月30日(日) | 11日間 |
開始日と期間の並び
2020年から2023年までは、開始日が毎年1日ずつ早まっています。20日→19日→18日→17日と、金曜スタートを守りながら日付が前へずれていった並びです。2024年でいったん22日に戻り、2025年は20日(木)。「11月第3金曜のあたり」が7年間の重心で、ここから前後2日ほどの幅で動いてきました。
2026年の日程はまだ発表されていません。この並びをそのまま当てはめれば11月20日(金)前後が有力ですが、2025年のように感謝デーに合わせて木曜始まりになる可能性もあります。予測はあくまで予測として扱ってください。
週末に山が来る理由
10日間のうち、値引きの山は週末に来ます。金曜始まりの構成だと、初日から日曜までの3日間と、翌週の土日に目玉が集中する組み方になるためです。半額対象の精肉・鮮魚や、数量限定の家電・寝具は、この週末に合わせて出てくることがほとんど。
私は平日の夕方に行って「思ったより普通の値段だった」という空振りを何度かやっています。食品の半額祭りを狙うなら、素直に週末の午前中です。
対象になる品目
イオンのブラックフライデーは、Amazonや楽天のような「ほぼ全店対象」型ではありません。対象品目をあらかじめ絞って告知し、その中で大きく値を下げる形です。だから「何が対象か」を先に確かめられるかどうかで、当日の効率がまったく変わります。
品目数はどう発表されるのか
対象は毎年「◯◯品目」という規模の数字とともに発表され、内訳は特設ページと店頭チラシで公開されます。2025年は10周年ということもあり、半額対象商品を前年の2.5倍に拡大したと告知されました。品目数そのものは年ごとに変わるので、前年の数字を当てにせず、その年の特設ページを見るのが確実です。
確かめる順番はこの3つです。
イオンリテールの公式特設ページに、期間・対象店舗・目玉商品の一覧が出ます。まずここで「今年は何が安いのか」の当たりを付けます。
半額や数量限定は店舗・日付ごとに設定が違います。イオンチラシアプリや店頭チラシで、行く予定の店舗の対象日を見ます。
おせちや寝具などは期間中に予約販売枠が設けられることがあり、締切が期間終了より前に来る場合があります。
食品と衣類・住まいの違い
値引きの性格が、食品とそれ以外でかなり違います。食品・日用品は「半額」「増量」「まとめ買い価格」といった短期決戦型で、対象日が限られる代わりに下げ幅が大きい。トップバリュのまとめ買いは、この時期が年内でいちばん動きます。
一方、衣類・寝具・家具といった住まい関連は、期間を通して価格が据え置かれることが多く、慌てて初日に走る必要はありません。コートやダウン、羽毛布団のようなシーズン商材は、ここで一度落ちてから年末年始にもう一度動く流れ。食品は日付を狙う、衣類・寝具は期間中いつでも、と分けて考えると動きやすくなります。
ポイントとキャンペーンの重ね方
イオンのセールが効くのは、値引きとポイント企画が別立てで走っていて、重ねられるからです。値札だけ見ていると取りこぼします。
お客様感謝デーと重なる場合
イオンのお客さま感謝デーは毎月20日・30日。対象店舗でイオンマークのカードや電子マネーWAONで支払うと買い物代金が5%OFFになります。ブラックフライデーの期間は11月20日前後に始まって11月末に終わるため、この2日が期間内に丸ごと入る年が多い。2025年は11月20日(木)開始・11月30日(日)終了で、初日と最終日がどちらも感謝デーでした。
セール価格からさらに5%引かれるので、まとめ買いをこの2日に寄せるだけで効きます。冷凍食品や飲料、洗剤のような重い買い物は感謝デーに集約するのが素直です。
たばこ・商品券・特定の医薬品など、5%OFFの対象外になる品目があります。また対象となる支払い方法が決まっているので、現金払いだと引かれません。レジで慌てないよう、支払い手段だけ先に決めておくとスムーズです。
WAONのポイント企画
もうひとつがWAON POINTの倍付です。2025年のブラックフライデーではWAON POINT最大30倍のポイントアップ企画が実施されました。倍率は対象カテゴリや条件ごとに設定され、全商品が一律30倍になるわけではありません。
通販側では、イオンショップの感謝デー(毎月10日・20日・30日)にイオンマークのカードで支払うとWAON POINTが基本の10倍という常設企画もあります。倍付分のポイントは購入時ではなく後日まとめて進呈される方式なので、レシートに載っていなくても慌てなくて大丈夫です。
クレジットカードのポイント条件は、あくまで「どう支払うと何倍か」の事実として確認してください。倍率のために支払い方法を変えるのは、手持ちのカードで足りる範囲で十分です。
イオンモールと総合スーパーの違い
ここが毎年いちばん誤解されるところです。「イオンモールに行けば全館ブラックフライデー」と思って出かけると、当てが外れます。
イオンのブラックフライデーは、原則としてイオン・イオンスタイルの直営売場が対象。つまりモールの中にある食品フロアや衣料・住まいのフロアのことです。同じ建物に入っていても、テナントとして営業している専門店は主催が違います。
専門店街のセールは別枠
専門店街は、イオンモール各館が独自に企画するセールや、各ブランドが本部で決めたセールで動きます。同じ11月に「ブラックフライデー」の名前で施策を打つ店も多いのですが、期間も割引率も直営売場とは別物です。館内の一部だけが対象、というケースもあります。
専門店で買いたい物があるなら、行く予定のイオンモール公式サイトのイベント欄を見るのが早い。直営売場の特設ページには専門店の情報は載りません。
Amazonや楽天と比べてどうか
同じ11月に走るセールでも、得意分野がはっきり分かれます。
食品と日用品は、送料や配送枠を考えるとイオンのほうが素直に安い。逆に家電やガジェットは、Amazonや楽天のほうが値下げ幅も選択肢も大きくなります。私は米・水・洗剤はイオン、イヤホンや充電器はAmazon、と最初から分けて考えています。
開始日もずれます。Amazonと楽天のブラックフライデーは11月下旬にずれ込むことが多く、イオンのほうが先に始まる年がほとんど。日程を横並びで見たい方はブラックフライデーはいつから?各社の日程まとめに一覧を置いています。

買うものを決めてから行く
イオンのブラックフライデーで失敗する型は、だいたい一つです。目当てを決めずに行って、店内の熱気に押されて要らない物を買う。半額の札が並ぶ売場は、想像以上に判断が鈍ります。
先に決めておくのは「切らしている消耗品」と「今シーズン使う物」の2種類だけで十分です。洗剤やトイレットペーパー、冷凍食品のストック、今年着るコート。これ以外は、次の機会でかまいません。年末年始にも初売りが控えていますし、逃したから終わりという買い物はほとんどありません。
数量限定の目玉品は開店直後に消えます。どうしても欲しい一点があるなら、複数の売場を回る前にそこへ直行してください。
何を買うか迷っている段階なら、カテゴリ別の考え方をブラックフライデーで買うべき物にまとめてあります。
あわせて読みたい ほかのセールはいつ
11月のブラックフライデーが終わっても、12月の年末セール、1月の初売り、3月の新生活セールと、買い時は続きます。イオン以外のスーパーやモール型ECも含めて、年間の開催実績をセール年間カレンダーに集めています。「これは今買うべきか、次を待つべきか」で迷ったときに開いてみてください。
ポイント還元を合わせて底上げしたい方は、ポイ活側の記事と組み合わせると効きます。
まとめ|食品と日用品はリストを作ってから行く
イオンのブラックフライデーは11月20日前後に始まり、11月末の日曜に終わる約10日間。ネット通販は店頭より1〜2週間先に走り出します。値引きの山は週末、そして20日・30日の感謝デーに5%OFFが重なる。この3点を押さえるだけで、同じ買い物の支払いが変わります。
対象は直営売場が中心で、専門店街は別枠。食品は日付を狙い、衣類や寝具は期間中いつでも。買う物のリストを手元に作ってから出かけるのが、結局いちばん効率が良い方法です。日程や品目の詳細は毎年更新されるので、その年の特設ページで最終確認をどうぞ。
