「これ、いつ買うのが一番安いんだろう」——買う物は決まっているのに、タイミングだけが分からない。そんなときのための年間カレンダーです。1月から12月まで、Amazon・楽天の主要セールと、お店・ブランドごとの恒例セールを、過去の開催実績を根拠として並べました。カテゴリ別に「安くなりやすい月」も逆算しています。開催が正式に決まったセールは、そのつどこのページを更新します。
このカレンダーの使い方と情報の扱い方
先に結論から。セールは「不定期に降ってくるもの」ではなく、毎年ほぼ同じ月に同じ形で回ってきます。プライムデーは7月、楽天スーパーSALEは3・6・9・12月、ブラックフライデーは11月下旬。この骨格さえ頭に入れば、「今すぐ買うか、あと3週間待つか」の判断はかなりの精度でできます。
私は年間70万円ほどをネット通販に使っていて、同じ商品の価格を何度も見ています。その経験から言うと、待つ価値があるのは値幅の大きい家電・ガジェットと、シーズンが終わる季節物。逆にトイレットペーパーや洗剤のような日用品は、セールを待って在庫を切らすほうが損です。カレンダーは「全部待て」という道具ではなく、待つ物と待たない物を仕分けるための道具として使ってください。
開催実績から読む「例年の傾向」
このカレンダーの各月には、過去に実際にいつ開催されたかを添えています。たとえばAmazonプライムデーは、2025年が7月11日〜14日(先行セールは7月8日から)、2026年が7月10日〜13日(先行セールは7月7日から)。どちらも7月の第2週に本セールが始まり、その数日前から先行セールが走るという同じ形です。2027年も同じ週に来る可能性は高い、と読めます。
ただし「傾向」は「確定」ではありません。曜日の並びで前後することも、期間そのものが延びることもあります。実際にプライム感謝祭は2024年まで2日間だったものが、2025年は4日間に拡大しました。セール期間はここ数年、伸びる方向に動いています。
公式発表前と発表後で分けて書いている理由
本文では、公式に日程が出ているものは日付を書き、まだのものは「例年◯月上旬」という書き方にとどめています。予測を断定して書けば読みやすくはなりますが、外れたときに損をするのは読者です。準備の予定を立てるなら「この週あたり」で押さえて、確定したら差し替える。その二段構えのほうが結局は使えます。
なお、この記事の情報は2026年8月時点のものです。セールの日程・内容・ポイント条件は変わることがあります。
上半期のセールカレンダー:1月から6月
上半期の山は3月です。1月の初売りで一度盛り上がったあと、2月は谷。3月の新生活シーズンで再び大きく動き、4月にその余波、5〜6月は在庫処理と夏物の立ち上がりが混ざる時期になります。
| 月 | 主なセール | 例年の時期 | 狙い目 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 初売り・福袋 | 1月1日〜上旬 | 福袋、冬物、家電 |
| 2月 | お買い物マラソン等(大型セールの谷間) | 月内に複数回 | 型落ち家電、冬物処分 |
| 3月 | 新生活セール/楽天スーパーSALE | 3月上旬〜中旬 | 家具・家電・生活雑貨 |
| 4月 | 新生活セールFINAL系 | 3月末〜4月上旬 | 買い足し・小型家電 |
| 5月 | 連休明けの在庫処分 | 5月中旬〜下旬 | 春物衣類、レジャー用品 |
| 6月 | 楽天スーパーSALE | 6月上旬 | 夏物、ふるさと納税 |
1月 初売り・福袋
元日0時スタートが基本。Amazonも楽天も、年明けと同時に初売り企画に切り替わります。福袋は数量限定のものが多く、開始直後に動く必要がある一方、中身が選べない性質上、外れも当然あります。私は家電量販店系の福袋を何度か買って、良かった年と微妙だった年が半々でした。
家電については、1月は前年モデルの整理が進む時期でもあります。最新モデルにこだわらないなら、型落ちの値下がりが効いてくるのはこの時期からです。詳しくは初売り・福袋の記事にまとめています。
2月 大型セールの谷間
年間で見るともっとも静かな月です。Amazonは大型イベントを置かないことが多く、楽天は月に複数回のお買い物マラソンで回します。ここで買うなら、セール名を待つのではなく単品の値下がりを見るほうが早い。
逆に言えば、2月は「セールを待つ意味がいちばん薄い月」です。必要な物があるなら普通に買っていい月、と割り切っています。
3月 新生活セール
上半期の本命。Amazonの新生活セールは、2026年は3月上旬に先行セールを挟む形で開催されました。対象は一人暮らしを始める人向けの構成——冷蔵庫・洗濯機・電子レンジといった生活家電、寝具、収納、日用品のまとめ買いです。
同じ3月に楽天スーパーSALEも入ります。楽天スーパーSALEは年4回、3月・6月・9月・12月に開催という枠が固まっているので、3月は両モールが重なる月になります。買う物が家具・家電なら、この月に照準を合わせるのが一年で最も効率的です。Amazon新生活セールの詳細も合わせてどうぞ。
4月 新生活セールの後半戦
3月末から4月頭にかけて、新生活セールの締めくくりにあたる企画が入ることがあります。3月の本番で買い逃した物、住み始めてから「やっぱり要る」と気づいた物を拾う回。ラグ、カーテン、キッチン小物あたりはこの時期に足りなくなりがちです。
楽天は4月にお買い物マラソンが複数回入る月で、買い回りの店舗数を稼ぎやすい時期でもあります。
5月 連休明けの在庫処分
大型連休が終わると、レジャー用品や春物衣類が下がります。アパレルは春夏物のセールが始まる直前で、サイズが残っているうちに拾えるのがこの時期の利点。母の日商戦が終わったあとのギフト系も動きます。
家電では、エアコンが微妙な位置にあります。5〜6月は在庫も工事の枠も確保しやすく、本格的な猛暑シーズンより落ち着いて選べます。真夏に壊れてから探すと、工事待ちで数週間ということも起きます。
6月 夏物の立ち上がり
楽天スーパーSALEが6月上旬に入ります。年4回のうちの2回目。夏物家電(扇風機、サーキュレーター、冷感寝具)が本格的に動き始め、7月のプライムデーへの助走が始まる月です。
ここで悩ましいのが「6月に買うか、7月のプライムデーまで待つか」。私の目安は、猛暑が来る前に確実に手元に置きたい物(エアコン・扇風機)は6月、値幅を取りたい物(ガジェット・大型家電)は7月です。

下半期のセールカレンダー:7月から12月
下半期は山が3つ。7月のプライムデー、10月のプライム感謝祭、11月のブラックフライデー。さらに12月に楽天スーパーSALEと年末セールが控えます。一年でセールが最も密集するのは10月から12月で、この3か月に大きな買い物を寄せるのが基本戦略になります。
| 月 | 主なセール | 直近の開催実績 | 狙い目 |
|---|---|---|---|
| 7月 | Amazonプライムデー | 2026年7月10日〜13日(先行7月7日〜) | Amazonデバイス、ガジェット |
| 8月 | 夏の決算期セール | 8月中旬〜下旬 | 夏物処分、型落ち家電 |
| 9月 | 楽天スーパーSALE | 2026年9月4日〜11日(予定) | 秋物、ふるさと納税 |
| 10月 | Amazonプライム感謝祭 | 2025年10月上旬〜10日(4日間) | 大型家電、日用品まとめ買い |
| 11月 | ブラックフライデー | 2025年11月24日〜12月1日 | 年間最大級。ほぼ全カテゴリ |
| 12月 | 楽天スーパーSALE・年末セール | 12月上旬/年末 | 福袋予約、掃除・年越し用品 |
7月 プライムデー
Amazon最大級のイベントのひとつ。2026年は7月7日から9日が先行セール、7月10日から13日が本セールで、合計7日間の構成でした。前年の2025年も7月8日から先行、11日から14日が本番で、2年続けて「7月第2週に本セール」という形です。
プライム会員限定である点に注意。年会費のかかる会員制度なので、セールのためだけに入るなら、無料体験期間を使って様子を見るのが無難です。安くなりやすいのはAmazonデバイス(Echo、Fire TV、Kindle)で、ここは他のセールでも下がりますが、プライムデーでの下げ幅がひときわ大きい。プライムデーの詳細記事で対象商品を追っています。
8月 夏の決算期セール
大型イベントの合間ですが、実は狙い目のある月です。夏物家電の在庫処分が始まり、扇風機や冷感グッズが下がります。来年も使う物なら、シーズン末に買って一年しまっておく手はあります。
衣類も夏物の最終処分が入る時期。ただしこの時点だとサイズは相当欠けています。
9月 季節の切り替え
楽天スーパーSALEの3回目。2026年は9月4日から11日での開催が予定されています(正式な内容は開催前に更新します)。ふるさと納税の駆け込みが本格化する前で、買い回りとポイント倍率を組み合わせやすい回です。
Amazon側は9月に定番の大型セールがなく、タイムセール祭りなどの中規模企画が入る形が続いています。秋冬物の立ち上がりで、アウターや寝具が新作に切り替わる月でもあります。
10月 プライム感謝祭
10月開催のプライム会員向けセール。2025年は4日間に拡大され、10月10日に終了しました。それ以前は2日間だったので、規模は年々大きくなっています。
位置づけとしては「ブラックフライデーの前哨戦」。大型家電・家具、日用品のまとめ買いが軸になります。ここで買うかブラックフライデーまで待つかは悩みどころですが、値引き幅そのものは11月のブラックフライデーのほうが大きくなる傾向があります。1か月半待てるなら待つ、というのが私の判断基準です。
11月 ブラックフライデー
年間最大。2025年は11月24日から12月1日まで、先行セールを含めて8日間の開催でした。アメリカの感謝祭翌日から始まる催しで、日本では11月下旬に固定されています。楽天も同時期にブラックフライデー企画を走らせ、モール全体が値下げに寄る時期です。
この時期の注意点をひとつ。
「セール価格」が定価と変わらないケースがある
セール直前に一度値上げしてから割引表示にする、という動きは実際にあります。価格推移を追えるツールで過去の最安値を確認してから買うと、この手の見せかけの割引を避けられます。
詳しくはブラックフライデーはいつ開催されるかにまとめています。
12月 年末・決算セール
楽天スーパーSALEの4回目が12月上旬に入ります。楽天のお買い物マラソンは、12月はスーパーSALEに集約されて開催されないパターンが続いています。Amazonは年末のタイムセール系企画と、正月福袋の予約が並行する時期。
掃除用品、年越し・お正月の食品、来年の手帳やカレンダー。この月の買い物は「年末までに要る物」が中心で、値引き狙いというより時期の問題です。年末・決算セールの記事も参考にしてください。
モール別に年間の流れを見る
Amazonと楽天は、セールの設計思想が違います。Amazonは「大きなイベントを年に数回、集中的に」、楽天は「中規模のイベントを毎月、ポイント倍率で」。この違いを踏まえると、どちらで買うべきかの判断がしやすくなります。
Amazonの年間スケジュール
骨格は、3月の新生活セール、7月のプライムデー、10月のプライム感謝祭、11月のブラックフライデー。この4本柱に、季節ごとのタイムセール祭りが挟まります。プライムデーとプライム感謝祭は会員限定、新生活セールとブラックフライデーは会員でなくても参加できるという違いがあります。
Amazonで大きな買い物をするなら、11月のブラックフライデーと7月のプライムデーの二択でほぼ足ります。Amazonの年間セールカレンダーで月別に整理しています。
楽天の年間スケジュール
楽天スーパーSALEが3月・6月・9月・12月の年4回。その合間をお買い物マラソンが月1〜3回で埋めます。1〜2月、4〜5月、7〜8月、10月は月に複数回、スーパーSALE月とブラックフライデー月の11月は1回、12月はスーパーSALEのみ——という並びが例年繰り返されています。
楽天の場合、セール日程より重要なのはポイント倍率の条件です。買い回りは購入店舗数で倍率が上がる仕組みで、上限や対象外の条件もあります。ポイント側の攻略は楽天の年間セールカレンダーで扱っています。
買い回りの倍率は「1店舗1,000円以上(税込・送料別)」など条件があるため、金額を満たしているか会計前に確認してください。
お店・ブランド別の「いつ」から探す
モール以外にも、恒例のセールを持つブランドがあります。狙っているブランドが決まっているなら、こちらのほうが読みやすい。
無印良品週間
全品10%オフになるメンバー向けキャンペーン。かつては年5回ほどありましたが、近年は春と秋の年2回に絞られています。2026年春は3月20日から3月30日まで開催されました。次は秋、例年どおりなら10月下旬から11月上旬あたりです。
収納用品や衣類のように定価販売が基本の商品が10%引きになるので、まとめ買いの効果が大きい回です。無印良品週間はいつ開催されるかで開催実績を追っています。
ユニクロ・GU
ユニクロは週替わりの期間限定価格が毎週金曜に切り替わり、加えて春(5月頃)と秋(11月頃)に感謝祭があります。感謝祭は値引き幅が大きく、ヒートテックやフリースといった定番の底値が出やすい回。GUも同様に週末の値下げが基本サイクルです。
ユニクロに関しては、大型セールを待つより「欲しい物が期間限定価格になった週に買う」ほうが早い、というのが実感です。ユニクロのセール時期にまとめています。
カルディ
カルディで最も有名なのは、年末年始の福袋と、月初のコーヒー豆の割引です。食品のセールは短期間で終わることが多く、SNSで見かけてから動くと売り切れていることも珍しくありません。カルディのセール情報を参照してください。
コストコ
会員歴4年、月1で通っています。コストコには「年間セールカレンダー」と呼べるものがなく、月ごとのクーポン(メンバー特典)が実質のセールです。前月末に次月分の割引商品が切り替わるので、月初に行くと選択肢が多い。
大型商品(家電・家具・タイヤ)は不定期の値下げで、これは通ってチェックするしかありません。コストコの最新セール情報で追っています。

買う物から逆算する カテゴリ別の安くなりやすい時期
ここまでは「いつ何があるか」でした。逆に「これを買いたい、いつがいいか」から引く表がこちらです。
| 買う物 | 狙い目の時期 | 理由 |
|---|---|---|
| 生活家電(冷蔵庫・洗濯機) | 3月、11月 | 新生活商戦とブラックフライデー |
| エアコン | 5〜6月、9〜10月 | 需要期の前後で在庫と工事枠に余裕 |
| ガジェット・PC周辺 | 7月、11月 | プライムデーとブラックフライデー |
| 日用品まとめ買い | 10月、11月 | 感謝祭・ブラックフライデーの定期おトク便強化 |
| 冬物衣類 | 1月、2月 | シーズン末の処分 |
| 夏物衣類・冷感寝具 | 8月下旬 | シーズン末の処分 |
| ふるさと納税 | 9月、12月 | スーパーSALEと年末駆け込み |
家電・ガジェット
値幅が大きく、待つ価値が最もあるカテゴリです。特にAmazonデバイスやイヤホン、モバイルバッテリーのような小物は、プライムデーとブラックフライデーで大きく下がります。
一方で、新モデルが出るタイミングにも左右されます。型落ちを狙うなら新モデル発表の直後、最新を安く買いたいなら発売から半年後の大型セールが目安です。
日用品・食品
ここは待たないほうがいい代表格です。洗剤やトイレットペーパーの値引き幅は数パーセントから十数パーセントで、切らして急いで買うほうが高くつきます。
ただし、まとめ買いのタイミングだけはセールに合わせる価値があります。感謝祭やブラックフライデーでは、日用品のクーポンやまとめ買い割引が強化されることが多い。私は洗剤とシャンプーのストックを11月に一年分近く買い込んでいて、今年も段ボールが積み上がる予定です。
衣類・季節物
シーズンの終わりが底値、というのがはっきりしているカテゴリです。冬物なら1〜2月、夏物なら8月下旬。ただしサイズと色は残り物になるので、「安く買えるが選べない」という前提で臨む必要があります。
サイズと色にこだわりがあるならシーズン頭に定価で、値段優先ならシーズン末に。この二択で、中途半端に迷う時間が減ります。
よくある質問:セールの時期
一年でいちばん安いのはいつか
総合的には11月のブラックフライデーです。対象商品の数、値引き幅、参加ショップ数のいずれも年間最大級で、Amazon・楽天の両方が同時期に動くため比較もしやすい。次点が7月のプライムデーと10月のプライム感謝祭になります。
ただしカテゴリ別に見ると話は変わります。季節物は「シーズン末」が底値で、これはセールイベントとは無関係に効きます。冬物を一番安く買えるのは11月ではなく2月です。
待つべきか今買うべきかの線引き
私の判断基準は3つです。ひとつ、今すぐ生活に困るか。困るなら買う。ふたつ、次の大型セールまで何週間か。3週間以内なら待つ、2か月先なら待たない。みっつ、値幅がいくらか。5,000円以上下がる見込みがあるなら待つ価値があります。
買い逃してもそこまで悲観しなくていい、とも思います。大型セールは年に4回以上あるので、次はだいたい2〜3か月後に来ます。
まとめ|開催が決まるたびにこのカレンダーを更新します
年間の骨格をもう一度。3月に新生活セールと楽天スーパーSALE、7月にプライムデー、9月に楽天スーパーSALE、10月にプライム感謝祭、11月にブラックフライデー、12月に楽天スーパーSALEと年末セール。この7つを押さえておけば、大きな買い物のタイミングで迷うことはほぼなくなります。
2026年8月時点で次に来るのは、9月上旬の楽天スーパーSALE、続いて10月のプライム感謝祭です。ここから年末まではセールが途切れません。大きな買い物を控えているなら、この秋に寄せるのが効率的です。
ポイント還元を組み合わせて実質価格をさらに下げたい方は、ポイ活側の記事も合わせて読んでみてください。各セールの正式な日程・対象商品・ポイント条件は、開催が近づいたら各社の公式サイトでご確認ください。日程が確定したものから、このページに反映していきます。
